ハイスペック アルコールチェッカー TMAC-001 の特長
電気化学式(燃料電池式)センサーはアルコール以外のガスに反応しにくいので、食事・タバコ・薬など外的環境からの影響を受けにくい仕様となっています。
また、マウスピース方式を採用することで、さらなる高精度を実現。
専用マウスピースは標準品として10個付属しています。
東京ミモレ ハイスペック アルコールチェッカー TMAC-001 |
A社 アルコールチェッカー |
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センサー方式 | 電気化学式(燃料電池式) | 半導体ガス式 |
センサーの特徴 |
・アルコール以外のガスに反応しにくく高精度 ・比較的高耐久 ・周囲の環境に影響を受けにくい |
・アルコール以外のガスに反応することがある ・価格が安い ・センサーが小型 |
使用可能回数 | 20,000回または2年間 | 5,000回または1年間 |
本体記録 | 50回 | 記録機能なし |
センサー寿命は使用可能回数20,000回、または購入後2年間と長寿命です。
例えば13人の事業所で1日2回ずつ1年間365日毎日測定したとしても、2年間で18,980回の使用となり、複数人でご使用いただいた場合でも使用期限まで長くお使いいただけます。
アルコール検査の義務化により、該当する事業所においては必須アイテムとなるアルコール検知器。長寿命の製品を選ぶことでランニングコストの削減につながります。

電源を入れると累計使用回数が表示され、センサー寿命までの残り使用可能回数がわかる、センサー寿命お知らせ機能が付いています。
また、使用回数が20,000回を超えると測定できなくなり、精度が落ちたまま使用を続けることを防ぐことができます。
アルコール検査の義務化により、該当する事業所は正常に機能するアルコール検知器を常備しなければなりません。本機能により、センサー寿命や買い替えのタイミングを管理することができます。

直近50回分の測定記録を保存することができます。
管理者が測定結果を管理するのに役立ちます。

わかりやすく簡単な操作で測定できます。
1 マウスピースを使って息を吹き込みます。
2 測定結果が表示されます。

電源はアルカリ単4乾電池2本です。
別売りの電池をご用意いただければすぐにお使いいただけます。

ご購入日から1年間、または20,000回使用を迎えるまでのどちらか早い方の期間において、製品を保証いたします。
上記期間において正常な状態・状況でご使用いただくなかで、万が一、製品に不良・故障がありましたときには、交換対応をいたします。

白ナンバーのアルコール検査義務化により、対象となる事業所においては、安全運転管理者が運転者に対し、運転の前後に目視および「アルコール検知器」を使用して酒気帯びの有無を確認する必要があります。
また、測定には正常に機能するアルコール検知器を常備し、使用することとされています。
シンプルで簡単に運用できるけれども、精度は高く、寿命も長い。
アルコール検査義務化に向け、ご準備いただく検知器として本機をおすすめします。

仕様
メーカー / 型番 | 東京ミモレ / TMAC-001 |
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センサー方式 | 電気化学式(燃料電池式) |
センサー感度 | 0.005mg/L単位 |
測定範囲 |
0.000mg/L~2.000mg/L 測定値が0.025mg/L未満の場合:0.000mg/Lと表示されます。 測定値が2.000mg/L以上の場合:2.000mg/Lと表示されます。 |
測定精度 | 0.250mg/L以下:±0.025mg/L 0.400mg/L以下:±0.040mg/L 0.400mg/L超過:±10% |
応答時間 | 2~3秒 |
呼気吹付時間 | 約5秒 |
センサー寿命 | 20,000回使用 または 2年間 のどちらか早い方 |
測定記録 | 50回 |
動作環境温度 | 0℃~50℃ |
保管温度 | -20℃~50℃ |
電源 | アルカリ単4電池2本(別売) |
サイズ |
大きさ:約120×57×26mm 重量:約87g |
材質 |
本体:ABS、PC マウスピース:PP |
JANコード | 4948032120692 |
内容物 |
本体 1台 マウスピース 10個 取扱説明書(保証書付属) |
オプション
使用上のご注意
ご使用の際は、下記の注意点にご留意ください。
下記の原因により不具合が発生した場合、保証の対象外となります。
■測定前の準備
本機は呼気中のアルコール濃度を測定するため、食事や喫煙、オーラルケア用品など、アルコール成分や強いにおいを含んだものを口にした直後には測定しないでください。
うがいをする、または20分以上経過してから測定してください。
■手指消毒
手指及び測定場所の周囲でアルコール消毒を行った直後は測定しないでください。
アルコール除菌・消毒を行った場合は、10分以上経過してから測定してください。
■お手入れ方法
お手入れの際はアルコール除菌液やアルコール除菌ウェットティッシュなど、アルコールを含むお手入れ用品を絶対に使用しないでください。アルコール除菌・消毒を行うと、センサーの不具合により正確な測定ができなくなり、故障の原因となります。
除菌・消毒には、次亜塩素酸などアルコールを含まない薬品をご使用ください。
■使用環境温度
本機の動作環境温度である0℃~50℃の環境でご使用ください。
また、本機を10℃以上の温度差がある場所へ移動させた場合、2時間以上放置してから使用してください。正しい計測ができない恐れがあります。
その他
■白ナンバーのアルコール検査義務化について
(1)規定内容は?
1.安全運転管理者は運転者に対し、運転の前後に目視および「アルコール検知器」を使用して、酒気帯びの有無を確認すること
2.確認した記録をデジタルデータや日誌等で1年間保存すること
3.正常に機能するアルコール検知器(※)を常備すること
※正常に機能するアルコール検知器とは?
アルコール検知器の定義は「呼気中のアルコールを検知し、その有無または、その濃度を警告音/警告灯/数値等により示す機器」です。
アルコール検知器は精度を維持するため、製品ごとに使用可能回数や有効期間が定められています。メーカーが定めるタイミングで交換しないと動作保証されませんのでご注意ください。
(2)いつから?
当初、2022年10月1日から『「アルコール検知器」を使用して、酒気帯びの有無を確認すること』の義務化が周知されていましたが、検知器の製造、供給が追いつかず対象となる事業者に行き渡らない状況から、「当分の間」の延期が決定されています。
一方、運転の前後に運転者に対しての酒気帯びの有無を目視などで確認し、その記録を1年間保存する取り組みは、2022年4月1日からすでに義務化されています。
アルコール検知器を使用した酒気帯びの確認についても、検知器の供給状況等の見通しが立った時点で決定される見込みですので、早期にアルコール検知器を準備されることをおすすめします。
(3)対象は?
安全運転管理者選任事業所
※自動車5台以上(50ccを超える自動二輪車は1台当たり0.5台として計算)、または定員11名以上の自動車を1台以上保有している事業所
※法人ではなく事業所単位
(4)安全運転管理者とは?
安全運転管理者選任事業所ごとに安全運転管理者を1人選任し、管轄する公安委員会に届出をします。
また、安全運転管理者は安全な運転を確保するために下記の業務を行わなければなりません。
1.運転者の適性等の把握/2.運行計画の作成/3.交替運転者の配置/異常気象時等の措置/5.点呼と日常点検/ 6.アルコール検知器を用いた運転前後の酒気帯び確認/ 7.アルコールチェックの記録1年と常時有効性確認/ 8.運転日誌の備付け/9.安全運転指導
(5)罰則は?
2022年10月1日より、安全運転管理者の選任義務違反に対する罰則が、5万円以下の罰金→50万円以下の罰金に引き上げられました。
安全運転管理者の選任義務違反とは、安全運転管理者及び副安全運転管理者の選任を怠ることです。罰則は違反者と法人の両方に科されます。
もちろん、アルコールチェック義務を怠り、酒気帯び運転が発覚した場合にはより大きな罰則が科せられることとなりますので、該当する事業所においては検知器の整備及びアルコール検査体制の構築が早急に必要です。